ぐはっ!(誤報その他)
2005年7月18日 将棋 昨日のエントリで、今日、ストリーミング配信と書いたのですが、動画配信は7月20日とのことです。
間違えました、すみません。
でも、そのおかげで、今日忙しかった私は、「ぐはっ、見れなかった!」⇒(●⌒∇⌒●)わーい ゆっくり見れる〜って事になりそうです^^;
あ、でも7月20日でも夜中でないと意味が無い…。
まあ、動画は配信されませんでしたが、棋譜及び、瀬川氏六番勝負特別ブログで分刻みの速報があったみたいなので、将棋ファンにとっては十分な内容だったことでしょう(わっはっは(冷汗))
ということで、私としては、予想通りの結果。第二局は、この結果を見ても重要だと思います。
なんとか壁をぶち壊してもらいたいものです!
間違えました、すみません。
でも、そのおかげで、今日忙しかった私は、「ぐはっ、見れなかった!」⇒(●⌒∇⌒●)わーい ゆっくり見れる〜って事になりそうです^^;
あ、でも7月20日でも夜中でないと意味が無い…。
まあ、動画は配信されませんでしたが、棋譜及び、瀬川氏六番勝負特別ブログで分刻みの速報があったみたいなので、将棋ファンにとっては十分な内容だったことでしょう(わっはっは(冷汗))
ということで、私としては、予想通りの結果。第二局は、この結果を見ても重要だと思います。
なんとか壁をぶち壊してもらいたいものです!
いよいよ、明日開幕!!
2005年7月17日 将棋 先日、お伝えした瀬川晶司さんプロ入り6番勝負の第一局目が明日いよいよ開幕します。
で!!
http://broadband.biglobe.ne.jp/index_shogi.html
なんと、BIGLOBEでストリーミング配信してくれるとのことです(●⌒∇⌒●)
私みたいな東京からはるか遠い田舎者にはありがたい限りです。
というか、先日の紹介での変更ですが、熊坂四段の代わりに、同じ中原永世十段門下の高野五段に変更されたみたいです(泣)
変更理由が…(大泣)
http://www.shogi.or.jp/osirase/segawa/henkou.html
嗚呼…、私に言えた義理ではないとは思うのですが、なんというかプロは目立って(というより、「衆目を集めて」。「目立って」という表現だと、我が敬愛する丸山九段は、別に目立たれているわけではないですからね^^;でも、やっぱ勝つと衆目を集めるのは紛れもない事実なので、こういう表現に変えた方がいいかな、と<って誰に話しているんだ)ナンボだと思うのですが…。
まあ、いずれにしましても、3勝は、どっちにも転びそうな絶妙なライン。明日の1局目は、やることが終わったら釘付けになりそうな感じです^^
ちなみに、私自身の勝手な対局者の強さを書きますと
久保八段>佐藤三段>高野五段,長岡四段>神吉六段>中井女流六段
と勝手に思っているので、どちらにせよ、第五局や最終局までもつれると思っているのですが、皆様の予想はいかがでしょうか?^^
で!!
http://broadband.biglobe.ne.jp/index_shogi.html
なんと、BIGLOBEでストリーミング配信してくれるとのことです(●⌒∇⌒●)
私みたいな東京からはるか遠い田舎者にはありがたい限りです。
というか、先日の紹介での変更ですが、熊坂四段の代わりに、同じ中原永世十段門下の高野五段に変更されたみたいです(泣)
変更理由が…(大泣)
http://www.shogi.or.jp/osirase/segawa/henkou.html
嗚呼…、私に言えた義理ではないとは思うのですが、なんというかプロは目立って(というより、「衆目を集めて」。「目立って」という表現だと、我が敬愛する丸山九段は、別に目立たれているわけではないですからね^^;でも、やっぱ勝つと衆目を集めるのは紛れもない事実なので、こういう表現に変えた方がいいかな、と<って誰に話しているんだ)ナンボだと思うのですが…。
まあ、いずれにしましても、3勝は、どっちにも転びそうな絶妙なライン。明日の1局目は、やることが終わったら釘付けになりそうな感じです^^
ちなみに、私自身の勝手な対局者の強さを書きますと
久保八段>佐藤三段>高野五段,長岡四段>神吉六段>中井女流六段
と勝手に思っているので、どちらにせよ、第五局や最終局までもつれると思っているのですが、皆様の予想はいかがでしょうか?^^
ということで、お約束の三日天下に終わりました。
というか、180点くらい下げたぞ(ってをい)
ということで、また「さいぺバブル」が弾けましたとさ。
まあ、漂えど沈ます、少しずつ昇っていけばいいのさ♪ヽ( ´ー`)丿←負け惜しみ、とも言う。
というか、180点くらい下げたぞ(ってをい)
ということで、また「さいぺバブル」が弾けましたとさ。
まあ、漂えど沈ます、少しずつ昇っていけばいいのさ♪ヽ( ´ー`)丿←負け惜しみ、とも言う。
1991…
なんかキリが良いので、ここいらで中断しておきます。
というか、なんか、中断→長考戦法が多いのは気のせい?
しかも、堂々と開閉ボタンを押してたり、タイミング的に手動切断だと明らかにわかるものが多いのですが…。
うむむ、そういう意味でも勝ちにこだわる苛烈なクラスなわけですな、ここいら辺りから。勝負そのものだって、私はヒイヒイものなのに…。
いや〜ん(謎)
厳しい…(実感)
神経疲れそう、というか日常生活に響きそう(というか、既に響きまくってる…)なので、年末まで、ここいら辺りで、しばらく中断することにします。
さて、某H氏は、この事態にどうコメントされるか、楽しみです(笑)というか、譜を見て、辛口コメント頼んます、ね、ね?(笑)
ということで、また次回から元通りの内容にします。
どうか、読者の方、またのご贔屓をば。
なんかキリが良いので、ここいらで中断しておきます。
というか、なんか、中断→長考戦法が多いのは気のせい?
しかも、堂々と開閉ボタンを押してたり、タイミング的に手動切断だと明らかにわかるものが多いのですが…。
うむむ、そういう意味でも勝ちにこだわる苛烈なクラスなわけですな、ここいら辺りから。勝負そのものだって、私はヒイヒイものなのに…。
いや〜ん(謎)
厳しい…(実感)
神経疲れそう、というか日常生活に響きそう(というか、既に響きまくってる…)なので、年末まで、ここいら辺りで、しばらく中断することにします。
さて、某H氏は、この事態にどうコメントされるか、楽しみです(笑)というか、譜を見て、辛口コメント頼んます、ね、ね?(笑)
ということで、また次回から元通りの内容にします。
どうか、読者の方、またのご贔屓をば。
ということで、久々に三段に復帰したpです。
というか、今、一番忙しい時期なのに、こういう時こそ遊びたくなるのが、人間の不可思議さ…って冗談言ってられませんので、今日は今から半徹夜しようと思ってます。
ということで、久々に自己最高Rに並んだ私ですが、並んだだけで満足して更新しようという気になれません。どうせ、また初段とか1級くらいまでまっしぐらに堕ちそうだし、人生ってそんなもんさ。
(って、そこ。更新しようと思ったら、フルえてきただけなんじゃ、という本当の事を言うでない(笑))
ということで、たかさんか某H氏かいちゃーん(ろ氏はわたし的に見て強いので、負けるからやだ(笑)ちなみに、書いた順番は、そのままワタクシの対戦相手希望になっておりまする(どういうことかは、おわかりいただけることでしょう))。某元走り高跳び選手のように、みみっちく1点ずつ更新したいから、相手になってくださいまし。
というか、皆さん最近見かけないのですが、いかがお過ごしでしょうか?(笑)
というか、今、一番忙しい時期なのに、こういう時こそ遊びたくなるのが、人間の不可思議さ…って冗談言ってられませんので、今日は今から半徹夜しようと思ってます。
ということで、久々に自己最高Rに並んだ私ですが、並んだだけで満足して更新しようという気になれません。どうせ、また初段とか1級くらいまでまっしぐらに堕ちそうだし、人生ってそんなもんさ。
(って、そこ。更新しようと思ったら、フルえてきただけなんじゃ、という本当の事を言うでない(笑))
ということで、たかさんか某H氏かいちゃーん(ろ氏はわたし的に見て強いので、負けるからやだ(笑)ちなみに、書いた順番は、そのままワタクシの対戦相手希望になっておりまする(どういうことかは、おわかりいただけることでしょう))。某元走り高跳び選手のように、みみっちく1点ずつ更新したいから、相手になってくださいまし。
というか、皆さん最近見かけないのですが、いかがお過ごしでしょうか?(笑)
いや、加藤十段が舞い降りてきたわけではありません。
というか、今期はA級以外は非若手が大活躍ですな。
【B1】
森下九段、阿部七段、中川七段の中年と若手の中間組がトップ争い。
【B2】
土佐七段!全勝街道まっしぐら!
【C1】
塚田九段。負けて4−1だけどまだまだいける。
そして、なんと言っても…
【C2】
室岡七段!全勝街道まっしぐら!しかも、現時点で、勝率が羽生二冠と同じく7割超え!
まあ、C2は今前半戦終えただけですから、これからまだまだ凌ぎが削られるはずなので、まだまだ全然わからないわけですが、何にせよ、実は室岡ファンでもある私にとって、全勝やら成績が良いのは喜ばしいことですな。
というか、ゴキゲン氏の、この勝率は一体…。
というより、宣言フリークラスの櫛田六段が勝率2位というのも、凄いニュースだと思うのですが…。
それに、森下九段、竜王戦挑戦者まで、あと一歩だったのね。
なんだ、今期は、羽生時代の(一時的)終焉もあってか、再び戦国時代の様相でメチャ面白かったんじゃないか(笑)くそぅ、見てる暇なかったぞ、残念!(いや、使い方違うし)
というか、今期はA級以外は非若手が大活躍ですな。
【B1】
森下九段、阿部七段、中川七段の中年と若手の中間組がトップ争い。
【B2】
土佐七段!全勝街道まっしぐら!
【C1】
塚田九段。負けて4−1だけどまだまだいける。
そして、なんと言っても…
【C2】
室岡七段!全勝街道まっしぐら!しかも、現時点で、勝率が羽生二冠と同じく7割超え!
まあ、C2は今前半戦終えただけですから、これからまだまだ凌ぎが削られるはずなので、まだまだ全然わからないわけですが、何にせよ、実は室岡ファンでもある私にとって、全勝やら成績が良いのは喜ばしいことですな。
というか、ゴキゲン氏の、この勝率は一体…。
というより、宣言フリークラスの櫛田六段が勝率2位というのも、凄いニュースだと思うのですが…。
それに、森下九段、竜王戦挑戦者まで、あと一歩だったのね。
なんだ、今期は、羽生時代の(一時的)終焉もあってか、再び戦国時代の様相でメチャ面白かったんじゃないか(笑)くそぅ、見てる暇なかったぞ、残念!(いや、使い方違うし)
プロ棋界の動向です。
というか、ここ数年見てなかったんですけど、目まぐるしく変わってますね。
というか、今期順位戦は面白い(笑)
各クラスの星取表みると、実に面白いわけですが、それはおいおい書くとして、今回は一つだけ。
新人王戦での佐藤(紳)五段の坊主姿が…。
…これはないでしょ、いくらなんでも。
まあ、私は毛髪には恵まれている家系なので、現在のところ全くといってよいほど、気にしてないんですが、やっぱ頭髪だけで、こんなに違って見えるわけですね。
将棋カウンセリング時代の某氏に郷愁の念を馳せる昨今…。
というか、ここ数年見てなかったんですけど、目まぐるしく変わってますね。
というか、今期順位戦は面白い(笑)
各クラスの星取表みると、実に面白いわけですが、それはおいおい書くとして、今回は一つだけ。
新人王戦での佐藤(紳)五段の坊主姿が…。
…これはないでしょ、いくらなんでも。
まあ、私は毛髪には恵まれている家系なので、現在のところ全くといってよいほど、気にしてないんですが、やっぱ頭髪だけで、こんなに違って見えるわけですね。
将棋カウンセリング時代の某氏に郷愁の念を馳せる昨今…。
ちょこっとだけでしたけど、報道ステーションのお悔やみ特集
で出てました。う〜ん、若かったなあ。
と思ったら、お笑いマンガ道場の鈴木義司さんも亡くなってい
らしたではないか。
そのほか、知ってる人もどんどんなくなっていってますなあ。
ああ、こうやって年は過ぎ去っていくのか…
で出てました。う〜ん、若かったなあ。
と思ったら、お笑いマンガ道場の鈴木義司さんも亡くなってい
らしたではないか。
そのほか、知ってる人もどんどんなくなっていってますなあ。
ああ、こうやって年は過ぎ去っていくのか…
ということで今日は女流棋士がやけにTVに出ているわけだが
2004年7月28日 将棋フジのヘキサゴンに坂東女流2級
TBSのPQテストに高橋女流二段。
ということで、私も今、休憩がてらにPQテストをやっています。
とりあえず、1問目は、ベッドをスイッチの手前まで移動させる(笑)
答えはまだ出てません。
結果はいずれ…。
TBSのPQテストに高橋女流二段。
ということで、私も今、休憩がてらにPQテストをやっています。
とりあえず、1問目は、ベッドをスイッチの手前まで移動させる(笑)
答えはまだ出てません。
結果はいずれ…。
将棋界にとって、もっとも名誉あるタイトル「名人」
昨日、その名人位が交代した。
それだけでも、衝撃的なニュースだったわけだが、今回の名人交代劇は、確実に将棋界の歴史に残るターニングポイントとなった。
8年前、将棋界の全タイトル(竜王・名人・棋聖・王位・王座・棋王・王将)を独占し、名実共に、将棋の神が見えた天才・羽生善治。
あれから、8年。21世紀をまたぎ、羽生は七冠独占時の棋神の如き面影が消える。先日の名人戦において、保持しているタイトルは昨日まで行われた、防衛戦となるこの名人位及び王座位のわずか二冠。対して、彼の小学生のころからのライバルであり、挑戦者である森内俊之も竜王・王将の二冠を保持していた。
思えば、森内は、いつも羽生の陰に隠れている存在であった。一流棋士として定評はあっても、数年前まで、無冠のままでおり、どこかトップグループから一歩抜けきれないでいた。
ところが、結婚以後、目覚しく彼は強くなり、ついに念願の名人位を奪取する。ところが、羽生に破れ失冠。しかし、勢いは衰えることなく、竜王・王将位を奪取し、今回、再び名人位をかけて、羽生と相見えていたのである。
結果は、4−2で森内は、奪われた羽生本人から、名人位を奪い返す。これで、森内は三冠になり、羽生は王座位のみの保持者となってしまった。
他のタイトルは谷川浩司(第十七代永世名人資格保持者)が、王位・棋王、佐藤康光が棋聖を保持しており、長い間トップの座に君臨していた羽生は、これで事実上三番手となってしまったのである。
勝負の世界、否、どの世界でもそうであるが、永遠なるものはない。栄枯盛衰・諸行無常は世の常である。昔は、時代の流れが遅かった為に、こういった世代交代ともいうべき流れは、何十年もかけて生じたものであるが、近年は、その移ろいが早く、胸の高鳴りを抑えずにはいられない。
しかし、羽生は弱くなったのであろうか?
これは、即座に、否、と答えられる。
では、この不調の原因はなんであろうか?
これは、私の憶測に過ぎないのであるが、渡辺明、という若手の有望株が、王座戦の挑戦者になり、羽生と対決したころ、羽生は「自分の将棋が古くなっている気がする」というような、彼らしくもない述懐をし、鈍い衝撃を受けた記憶が、当時の筆者にあった。
将棋界は、そもそも狭い世界であるから、あまり弱味を見せていては、カモになるだけの世界である。ただ、狭い世界であるが故に、必然的に人間関係も重要になり、謙遜する人間は多い。しかし、羽生はそもそも、このような謙遜の仕方をする人間ではないと思われるし、明らかに文脈からして謙遜の印象は感じ取れなかった。
迷い
神を見た男に、この感情があるとは到底思えないのであるが、もしかしたら、このあたりを境に、羽生の将棋という魔物に対する見方が微妙に変化していったのかもしれない。
森内俊之・羽生善治。名前を挙げる際、いつも羽生の方を先述する立場にあったのだが、初めて私は森内の名を先に挙げることになった。書くものにとっても、これほどの衝撃はない。
両人、いずれもまだ33歳。かつて将棋界において、二大巨頭の時代があった。大山・升田時代である。しかし、結果としてだけ見ると、大山の長期政権時代といっても差し支えなかった。また、羽生・谷川時代もあった。これは、確かに二大巨頭時代といえるが、それ以上に、世代交代という印象が色濃く感じられた。
今回のタイトル戦で、森内の強さは証明された。
今後、将棋界は、同い年の二大巨頭時代、という新たな時代を迎えることになった。
昨日、その名人位が交代した。
それだけでも、衝撃的なニュースだったわけだが、今回の名人交代劇は、確実に将棋界の歴史に残るターニングポイントとなった。
8年前、将棋界の全タイトル(竜王・名人・棋聖・王位・王座・棋王・王将)を独占し、名実共に、将棋の神が見えた天才・羽生善治。
あれから、8年。21世紀をまたぎ、羽生は七冠独占時の棋神の如き面影が消える。先日の名人戦において、保持しているタイトルは昨日まで行われた、防衛戦となるこの名人位及び王座位のわずか二冠。対して、彼の小学生のころからのライバルであり、挑戦者である森内俊之も竜王・王将の二冠を保持していた。
思えば、森内は、いつも羽生の陰に隠れている存在であった。一流棋士として定評はあっても、数年前まで、無冠のままでおり、どこかトップグループから一歩抜けきれないでいた。
ところが、結婚以後、目覚しく彼は強くなり、ついに念願の名人位を奪取する。ところが、羽生に破れ失冠。しかし、勢いは衰えることなく、竜王・王将位を奪取し、今回、再び名人位をかけて、羽生と相見えていたのである。
結果は、4−2で森内は、奪われた羽生本人から、名人位を奪い返す。これで、森内は三冠になり、羽生は王座位のみの保持者となってしまった。
他のタイトルは谷川浩司(第十七代永世名人資格保持者)が、王位・棋王、佐藤康光が棋聖を保持しており、長い間トップの座に君臨していた羽生は、これで事実上三番手となってしまったのである。
勝負の世界、否、どの世界でもそうであるが、永遠なるものはない。栄枯盛衰・諸行無常は世の常である。昔は、時代の流れが遅かった為に、こういった世代交代ともいうべき流れは、何十年もかけて生じたものであるが、近年は、その移ろいが早く、胸の高鳴りを抑えずにはいられない。
しかし、羽生は弱くなったのであろうか?
これは、即座に、否、と答えられる。
では、この不調の原因はなんであろうか?
これは、私の憶測に過ぎないのであるが、渡辺明、という若手の有望株が、王座戦の挑戦者になり、羽生と対決したころ、羽生は「自分の将棋が古くなっている気がする」というような、彼らしくもない述懐をし、鈍い衝撃を受けた記憶が、当時の筆者にあった。
将棋界は、そもそも狭い世界であるから、あまり弱味を見せていては、カモになるだけの世界である。ただ、狭い世界であるが故に、必然的に人間関係も重要になり、謙遜する人間は多い。しかし、羽生はそもそも、このような謙遜の仕方をする人間ではないと思われるし、明らかに文脈からして謙遜の印象は感じ取れなかった。
迷い
神を見た男に、この感情があるとは到底思えないのであるが、もしかしたら、このあたりを境に、羽生の将棋という魔物に対する見方が微妙に変化していったのかもしれない。
森内俊之・羽生善治。名前を挙げる際、いつも羽生の方を先述する立場にあったのだが、初めて私は森内の名を先に挙げることになった。書くものにとっても、これほどの衝撃はない。
両人、いずれもまだ33歳。かつて将棋界において、二大巨頭の時代があった。大山・升田時代である。しかし、結果としてだけ見ると、大山の長期政権時代といっても差し支えなかった。また、羽生・谷川時代もあった。これは、確かに二大巨頭時代といえるが、それ以上に、世代交代という印象が色濃く感じられた。
今回のタイトル戦で、森内の強さは証明された。
今後、将棋界は、同い年の二大巨頭時代、という新たな時代を迎えることになった。
なんか最近タイトルがあっち系が多くなってる感じがしますが、決して世論に迎合しているつもりは…、一応ありません(謎)いつのまにか、そういう考えになっちゃってる可能性はありますが(笑えない)
…って、なんでまあ、こう重たい書き方をしたくなるのかねぇ最近は(汗)
---------
ということで、あまり出したくない(笑)のだが、最近良く引き合いに出している某H氏のNOTE(まあ、コラムみたいな日記ならぬ隔週記です)について。
いつもは、私からだとわけわからん高度なプログラミングや格調高い音楽理論やディープなエ○ゲー批評や、くだらないオヤジギャグ・パロディばかりで、脱力すること限りない話題を提供して、思わず彼のトレードマークであるヽ( ´ー`)丿♪にならざるを得ない癒しのオーラ力を振りまいている氏のNOTEですが、今回のは久々に漢らしい中々のデキのものがあった。
「◆唯一局」の話。あれは良かった!
男心をくすぐる、というか、将棋を(倶楽部24並のレベルで)親しむ人間にとって、一度は絶対に通る道です。
まあ、私の心情を誤解している場面(「断然先手持ち」と言ったのは下手(したて:「へた」ではありません。将棋のハンデ戦で格下の方をこう呼びます)へのリップサービスという、彼のご都合主義的解釈(わっはっは)とか(←括弧多いよ(笑)))など、片腹痛いわっ(笑)、と思えるものもあるにはありましたが、まあ、総じて普段当たり前のように指し散らしている私にとっては、「一局の重み」なるものを感じて清心される思いであった事を、ここに告白せざるをえないほど、秀逸なものであった。
しかし、こう褒めると、氏が良い気分になってヽ( ´ー`)丿の嵐が吹きすさび、こちらがかなり腹が立つ(笑)事態になるので、この手の文章に対して君がまだまだ序の口であるという事を示す名文をここに紹介したい。
というのは、先崎八段。彼の…、今だと文庫本「フフフの歩」に所収されてるのかな、当時新進気鋭でウブ(笑)であった、佐藤康光現・棋聖(ご婚約おめでとうございます)が八段に「モテ光」と冷やかされて、棋聖が向きになって反論したから、ますます面白がって冷やかしていた時期の頃のことだ。
タイトル戦かなんかだったかな、大事な試合で敗戦した際、あまりの棋聖の落胆ぶりに、思わず飲みに付き合わずにはいられなかった八段。様々な話に対しても終始うつむき加減でうなだれている棋聖。そして、グラスを片手に搾り出すようにして言った一言…
僕は…、弱いです…。
普段の棋聖は、解説などからの雰囲気・印象をお見受けする限り、あまり謙遜されない方という印象を私は持っている。となると、これは、本当に己の全力を賭して戦ったのに負けてしまった敗北感から出た、彼にとって最も言いたくない言葉であったに違いない。しかし、将棋とはサシで人間と人間が本気で戦うゲームである。負けたものは、JT将棋日本シリーズのキャッチフレーズではないが、「『本気で』負けた」ことになるわけである。
これは辛い。
特に現代みたいに、人から敗北感を味わわされるどころか、人から何がしかの影響が与えられることすら忌避する人間が多い中で、臥薪嘗胆(原義の方)の辛さである。しかし、それを受けた八段の文章には、当時の私にとって、氏の文才を感じずにはいられない、珠玉の一文であったのだ。
そう言っている彼の姿が、何とも艶っぽく見えた。
それを「艶」と表現できるのか!!
当時の私としては、これはかなりのカルチャーショックだった。というのは、当時の私は、陽気な雰囲気しか好きでなかったので、そういったシリアスの場になると、それこそ人の愚痴に付き合わされるみたいで、どうも居心地が悪い印象しか受けなかったわけだ。ところがだよ。それを「艶」と表現してみろ。確かに、多様化が進む現代において、これほど「純粋なる人」が体現されている瞬間にめぐりあったという事、さらには同じ境遇にいる当人で痛いほどわかるその心情を思えば、「艶」という表現ほど符合する言葉は無いではないか。
この一節を見ただけで、私は、「ああ、この本買って良かったな。とてもお得な買い物をした」と思ったものだった。書物に学ぶとは、こういうことを言うのだな、とも思ったものだった。
例によって、今手元にそれが無いし、見たのもう5年くらい前なので、うろ覚えの部分がある(そもそも、佐藤棋聖じゃなくて鈴木(大)八段だったかもしれない(核爆))のだが、場面状況のみ正確に覚えているので、今伝えたい事に関しては大過ないと思われる。
というので、言いたいのは、
どうよ?これ、いいと思わない?
ということだ(笑)
ということで、息抜きのつもりが、長文でかなり時間をくってしまって、ちと後悔しているさいぺがお送りいたしましたとさヽ( ´ー`)丿
…って、なんでまあ、こう重たい書き方をしたくなるのかねぇ最近は(汗)
---------
ということで、あまり出したくない(笑)のだが、最近良く引き合いに出している某H氏のNOTE(まあ、コラムみたいな日記ならぬ隔週記です)について。
いつもは、私からだとわけわからん高度なプログラミングや格調高い音楽理論やディープなエ○ゲー批評や、くだらないオヤジギャグ・パロディばかりで、脱力すること限りない話題を提供して、思わず彼のトレードマークであるヽ( ´ー`)丿♪にならざるを得ない癒しのオーラ力を振りまいている氏のNOTEですが、今回のは久々に漢らしい中々のデキのものがあった。
「◆唯一局」の話。あれは良かった!
男心をくすぐる、というか、将棋を(倶楽部24並のレベルで)親しむ人間にとって、一度は絶対に通る道です。
まあ、私の心情を誤解している場面(「断然先手持ち」と言ったのは下手(したて:「へた」ではありません。将棋のハンデ戦で格下の方をこう呼びます)へのリップサービスという、彼のご都合主義的解釈(わっはっは)とか(←括弧多いよ(笑)))など、片腹痛いわっ(笑)、と思えるものもあるにはありましたが、まあ、総じて普段当たり前のように指し散らしている私にとっては、「一局の重み」なるものを感じて清心される思いであった事を、ここに告白せざるをえないほど、秀逸なものであった。
しかし、こう褒めると、氏が良い気分になってヽ( ´ー`)丿の嵐が吹きすさび、こちらがかなり腹が立つ(笑)事態になるので、この手の文章に対して君がまだまだ序の口であるという事を示す名文をここに紹介したい。
というのは、先崎八段。彼の…、今だと文庫本「フフフの歩」に所収されてるのかな、当時新進気鋭でウブ(笑)であった、佐藤康光現・棋聖(ご婚約おめでとうございます)が八段に「モテ光」と冷やかされて、棋聖が向きになって反論したから、ますます面白がって冷やかしていた時期の頃のことだ。
タイトル戦かなんかだったかな、大事な試合で敗戦した際、あまりの棋聖の落胆ぶりに、思わず飲みに付き合わずにはいられなかった八段。様々な話に対しても終始うつむき加減でうなだれている棋聖。そして、グラスを片手に搾り出すようにして言った一言…
僕は…、弱いです…。
普段の棋聖は、解説などからの雰囲気・印象をお見受けする限り、あまり謙遜されない方という印象を私は持っている。となると、これは、本当に己の全力を賭して戦ったのに負けてしまった敗北感から出た、彼にとって最も言いたくない言葉であったに違いない。しかし、将棋とはサシで人間と人間が本気で戦うゲームである。負けたものは、JT将棋日本シリーズのキャッチフレーズではないが、「『本気で』負けた」ことになるわけである。
これは辛い。
特に現代みたいに、人から敗北感を味わわされるどころか、人から何がしかの影響が与えられることすら忌避する人間が多い中で、臥薪嘗胆(原義の方)の辛さである。しかし、それを受けた八段の文章には、当時の私にとって、氏の文才を感じずにはいられない、珠玉の一文であったのだ。
そう言っている彼の姿が、何とも艶っぽく見えた。
それを「艶」と表現できるのか!!
当時の私としては、これはかなりのカルチャーショックだった。というのは、当時の私は、陽気な雰囲気しか好きでなかったので、そういったシリアスの場になると、それこそ人の愚痴に付き合わされるみたいで、どうも居心地が悪い印象しか受けなかったわけだ。ところがだよ。それを「艶」と表現してみろ。確かに、多様化が進む現代において、これほど「純粋なる人」が体現されている瞬間にめぐりあったという事、さらには同じ境遇にいる当人で痛いほどわかるその心情を思えば、「艶」という表現ほど符合する言葉は無いではないか。
この一節を見ただけで、私は、「ああ、この本買って良かったな。とてもお得な買い物をした」と思ったものだった。書物に学ぶとは、こういうことを言うのだな、とも思ったものだった。
例によって、今手元にそれが無いし、見たのもう5年くらい前なので、うろ覚えの部分がある(そもそも、佐藤棋聖じゃなくて鈴木(大)八段だったかもしれない(核爆))のだが、場面状況のみ正確に覚えているので、今伝えたい事に関しては大過ないと思われる。
というので、言いたいのは、
どうよ?これ、いいと思わない?
ということだ(笑)
ということで、息抜きのつもりが、長文でかなり時間をくってしまって、ちと後悔しているさいぺがお送りいたしましたとさヽ( ´ー`)丿
羽生・森内時代到来!!
2004年3月16日 将棋 ついに、将棋界も戦国時代になってきました。森内さん・羽生さんともに二冠どうしで、竜王・名人も仲良く分け合っています。しかし、今度の名人戦で森内さんが名人奪取となると…、長きに渡った羽生時代が終焉を告げ、森内時代の到来かっ!?という穏やかならざるシナリオが描けるようになってきました。
こりゃあ、すごい戦乱の時代になりそうです!!
こりゃあ、すごい戦乱の時代になりそうです!!
3/9 C級1組順位戦
昇級者:屋敷伸之八段、野月浩貴五段(9-1)
次点:渡辺明五段(9-1)
18歳。中原現永世十段がまだ勢いがあった当時、史上最年少でタイトル獲得(棋聖位)という離れ業をやってのけ、「お化け屋敷」の名を受けた男。屋敷伸之八段。その勢いのまま、わずか1期でC級2組からC級1組へと昇級を果した時の年齢。
19歳。C級1組。当時の屋敷の強さから見るに、C級1組は、単なる踏み台に過ぎない筈であった。それは誰もが思っていたことであろう。しかし、ここから彼は順位戦という魔物の恐ろしさを知る事になる。
14年間。
その間4度もの頭ハネ。
2004年3月。結婚も果し、C1昇級時、未成年だった屋敷は既に32歳になっていた。
屋敷は、紛れも無く一流であった。しかし、遊ぶ事をやめなかった。それ故、結果に結びつかなかったとは、結論づけたくない。遊んでいても強い、それが棋士であり男であると言う無頼派。確実に言える事は、彼らの存在が無ければ、棋界は華々しさを失うという事である。
勿論、周囲の人間の反発は大きいだろう。遊んで勝てる程、甘い世界では無いからである。しかし、否、「敢えて」というべきであろう、屋敷は彼にとっての「暗黒時代」の間も遊ぶ事をやめなかったと言われる。
将棋界の伝統。それは種々あるが、無頼派の伝統もある。
そういった人間が、コピー将棋・パソコンによる棋譜研究が進んでいる現代において色褪せることなく存在し、そして「勝つ」。同時代人として我々は、この現象をただただ賞賛するべきであろう。
昇級者:屋敷伸之八段、野月浩貴五段(9-1)
次点:渡辺明五段(9-1)
18歳。中原現永世十段がまだ勢いがあった当時、史上最年少でタイトル獲得(棋聖位)という離れ業をやってのけ、「お化け屋敷」の名を受けた男。屋敷伸之八段。その勢いのまま、わずか1期でC級2組からC級1組へと昇級を果した時の年齢。
19歳。C級1組。当時の屋敷の強さから見るに、C級1組は、単なる踏み台に過ぎない筈であった。それは誰もが思っていたことであろう。しかし、ここから彼は順位戦という魔物の恐ろしさを知る事になる。
14年間。
その間4度もの頭ハネ。
2004年3月。結婚も果し、C1昇級時、未成年だった屋敷は既に32歳になっていた。
屋敷は、紛れも無く一流であった。しかし、遊ぶ事をやめなかった。それ故、結果に結びつかなかったとは、結論づけたくない。遊んでいても強い、それが棋士であり男であると言う無頼派。確実に言える事は、彼らの存在が無ければ、棋界は華々しさを失うという事である。
勿論、周囲の人間の反発は大きいだろう。遊んで勝てる程、甘い世界では無いからである。しかし、否、「敢えて」というべきであろう、屋敷は彼にとっての「暗黒時代」の間も遊ぶ事をやめなかったと言われる。
将棋界の伝統。それは種々あるが、無頼派の伝統もある。
そういった人間が、コピー将棋・パソコンによる棋譜研究が進んでいる現代において色褪せることなく存在し、そして「勝つ」。同時代人として我々は、この現象をただただ賞賛するべきであろう。
しかしなんと言いますか、最近は将棋界も師弟関係のような柵と言いますか縁というものは希薄になりつつあるはずなのに、どうしても師弟共に運が揺らめいていくという合縁奇縁があるみたいです。
というのは、大内一門。鈴木(大)八段はあんな元気なのに、なぜに、ああなぜに…。
そういや今年度は傷害事件までありましたし…。
師匠格の大内九段を始め、B級2組では富岡さん降級点…
何より塚田さん…
塚田スペシャル22連勝でA級王座の人が、あろう事がCクラスに…
栄枯盛衰は世の流れとは言いますが、やはり勝負の世界は残酷ですね。
プロ野球に比べ実働年数が長いので、将棋界の方がより「人生」を見せてくれるとはいえ、谷川王位を除き、一世代前の時代は完全に終焉を告げたような気がします。
しかし昇級者は順当でした。若手(という程若手では無いと思いますが)の実力者二人が順当に勝ちあがりました。しかし、昔はA級まで超特急だったんですけど、順位戦でも確実に世代交代が進んでいます。なので、そろそろB級1組から「いつもと違う順位戦」=「負け越す可能性も出てくる」という、さらに厳しい世界になるかもしれませんね。だって、今期A級も、あの久保さんが首の皮一枚だったりするわけですからね。あな、おそろし。
代わって来期B級2組は年齢層が高くなりますねえ。でも、何気に目が離せないというか、因縁のクラスと言えそうです。
という事で、次回は、3/9のC1。ついに、屋敷八段が抜け出すかどうかの大一番です。相手は降級が既に決まっている我らが室岡七段。しかし、昔、似たような状態での同一カードで、屋敷八段の昇級をストップさせた、という因縁があります。果たして屋敷八段は、それを克服できるか。そして、渡辺五段。再び目が離せません!
というのは、大内一門。鈴木(大)八段はあんな元気なのに、なぜに、ああなぜに…。
そういや今年度は傷害事件までありましたし…。
師匠格の大内九段を始め、B級2組では富岡さん降級点…
何より塚田さん…
塚田スペシャル22連勝でA級王座の人が、あろう事がCクラスに…
栄枯盛衰は世の流れとは言いますが、やはり勝負の世界は残酷ですね。
プロ野球に比べ実働年数が長いので、将棋界の方がより「人生」を見せてくれるとはいえ、谷川王位を除き、一世代前の時代は完全に終焉を告げたような気がします。
しかし昇級者は順当でした。若手(という程若手では無いと思いますが)の実力者二人が順当に勝ちあがりました。しかし、昔はA級まで超特急だったんですけど、順位戦でも確実に世代交代が進んでいます。なので、そろそろB級1組から「いつもと違う順位戦」=「負け越す可能性も出てくる」という、さらに厳しい世界になるかもしれませんね。だって、今期A級も、あの久保さんが首の皮一枚だったりするわけですからね。あな、おそろし。
代わって来期B級2組は年齢層が高くなりますねえ。でも、何気に目が離せないというか、因縁のクラスと言えそうです。
という事で、次回は、3/9のC1。ついに、屋敷八段が抜け出すかどうかの大一番です。相手は降級が既に決まっている我らが室岡七段。しかし、昔、似たような状態での同一カードで、屋敷八段の昇級をストップさせた、という因縁があります。果たして屋敷八段は、それを克服できるか。そして、渡辺五段。再び目が離せません!
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