いや、リバイバルされている実写版じゃなくて、1985年に放送されたアニメの方の。

小さい時、よくわからず見ていたけれど、自分の原風景というか、男女問わず好きな性格ってのが、セーラにそっくり。

そう考えると初頭効果じゃないけど、幼児・学童体験が、その後の人生を左右する位、人との繋がり方を縛っているみたいで怖い。
だって、そうだとしたら、人格形成期に嫌な体験をしたら、それを一生引きずらなければいけないってことになってしまうから。
それにあまりにも自意識が脆弱すぎるでしょ。感受性が強いと言えば聞こえは良いし、確かにそれがなきゃ人生に潤いがないことになるだろうけど、すぐ周囲・メディアの言説に左右されるがままの人生って、あまりにも御粗末だし、そもそも生きてゆけないはず。

まあ、自分としてはそういったメディアに自分の性格を決められたというより、元から形成されていた性格にフィットする内容の物語がたまたま存在していただけだと思いたいんだけど。あくまで、こっちが主体ってことね。ものは考えよう。

でも、没落しても気品や人間としての美しさを失わず、凛として生きる人間ってのは、どうしても応援したくなっちゃうんだよね。掃き溜めに鶴じゃないけど。
まあ、一番良いのは、没落していない、気品や人間としての美しさがある人なんだけど。





こんなことを考え出すから冬は嫌なんだ。

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