アマ強豪・瀬川さんのプロ編入試験内容を発表 将棋連盟 [朝日新聞]
2005年6月16日 時事ニュース
06月16日付 朝日新聞の報道「アマ強豪・瀬川さんのプロ編入試験内容を発表 将棋連盟」へのコメント:
ついにきました!
3勝3敗の差し分けならば、可能性ありそうです。
フリークラス四段ってのが微妙ですが、これは、順位戦参加資格はあるのでしょうか?もしくはなかったとしても、宣言フリークラスとは違う制度にしないと、10年しかできないってことになってなんかヘンですよね。後は、この試験は1回きりなのか(おそらくそうだとは思いますが)それも明言しないと、今後もこういった例がある時に、揉めそうな気がします。
それにしても相手が絶妙!
1回戦 佐藤天彦三段(さとう あまひこ:三段リーグ代表)
某H氏(余談だが、ようやくバナーが表示されるように戻ったwだいありぃ・の〜と制作者の方も含め重ねてありがたうヽ( ´ー`)丿)が10年後の名人として推薦していた、四段昇段最有力候補。三段リーグで2回次点を取っているので、フリークラス四段の資格を有しているが、純粋な四段を希望する為に、敢えて三段リーグで差している本格派。三段の最右翼にいる17歳。
三段=プロではないので、公式記録はなし。
2回戦 神吉宏充六段(かんきひろみつ:マスコミ・関西・アマ潰し代表)
ご存知、喋らせたら天下一品の神吉六段。ご自身の経歴も今回の瀬川氏に相通ずる(確か社会人経験アリ)こともあるし、内藤関西本部長の弟子ということもあり、関西の人でもあるし、順位戦は残念ながら不調でフリークラスに甘んじている、アマ四段に六枚落ちで勝つ(普通は羽生さんでも無理)ほど勝負巧者、といったあらゆる意味で、今回のプロテストの試験官としては外せない存在。46歳。
通算成績:313勝346敗(0.4749)
昨年度成績:8勝11敗(0.4210)
順位戦:フリークラス
3回戦 久保利明八段(くぼとしあき:一流棋士なのに瀬川さんに負けてしまった(確信犯的に過激な表現を用いてます。ご了承くださいm(_ _)m)、若手、イケメン代表)
きました!な、な、なんと現役A級!A級とは、名人の下にいる、棋士のトップ10のことで、名人を奪うための登竜門。名人は言うまでもなく将棋界での最高位の1つですが、それへの挑戦権を獲得できる権利があるという点で、A級に在籍すること自体も、将棋界では、かなり雲の上の人的な羨望を浴びることになります。
その久保八段がなぜ試験官になられたかというと、どうやら、過去瀬川氏と対戦して、敗北を喫したということから、とのこと。これは、プロの、何よりA級のプライドにかけて、負けるわけにはいかないでしょう。しかも、それを要となりそうな、第三局に行う、というのは凄い演出ですね!ちなみに、イケメン代表でもあると思います。29歳。
通算成績:379勝199敗(0.6557)
昨年度成績:22勝18敗(0.5500)
順位戦:A級(連続三期)
棋戦優勝:2回
勝率第一位賞・連勝賞・敢闘賞・殊勲賞 各1回
4回戦 中井広恵女流六段(なかいひろえ:女流棋士・棋士キラー代表)
清水市代女流三冠と並び、女流棋界の双璧を成す一人。奨励会でも2級まで昇級した経歴がある。(プロは四段からで三段以下は奨励会に属します。また、女流は棋士とは別の育成会に所属し、2級に昇級すると女流2級として女流プロになります。)また、棋士との対局での勝率は女流随一。女流棋界の発展・女性の棋士誕生の為の育成も将棋連盟としては大きな課題の一つなので、これまた外せない存在だと思います。
女流通算成績:428勝195敗(0.6869)
女流昨年度成績:16勝11敗(0.5925)
女流タイトル履歴:女流名人 9期(クイーン名人の資格有)
女流王将 4期
女流王位 3期
倉敷藤花 2期
登場回数合計 40期
獲得合計 19期
公式戦(棋士との対局)成績:18勝67敗(0.2118)
5回戦 熊坂 学四段(くまさかまなぶ:中原誠日本将棋連盟副会長代理、中原門下生、フリークラス代表)
人格を見るということも兼ねて、形式上副会長との対局になっているが、棋界の太陽 中原誠永世十段が、さすがに(現時点で)アマと戦うのは、プロとしていかがなものか、といったところでしょうか。代打として弟子の熊坂四段を出されました。熊坂四段は、四段昇段後、まずまずの成績を収めていたものの、なぜか順位戦は絶不調で悲劇の3回連続降級点で、C2(一応、プロの最下層)から降格、フリークラス(半引退状態)に在籍しています。フリークラスは10年以内にかなりの高成績を挙げないと、プロの資格無し=強制的に引退させられる、いわば「自由契約予備軍」。泣ける。物凄い勢いで泣ける。熊坂四段は、まだ28歳。食うか食われるかの勝負の世界に身を投じた以上、ここでプロの意地を見せて、捲土重来を果たしてもらいたい。その意味で、私としては全六局で一番見たい対局です。ついでながらいうと、この一局だけは試験官に勝ってもらいたい…。
通算成績:42勝55敗(0.4329)
昨年度成績:15勝16敗(0.4838)←全然弱くないのに…
6回戦 長岡裕也四段(ながおかゆうや:米長邦雄日本将棋連盟会長代理、米長門下生、ホヤホヤなりたての四段代表)
人格を見るということも兼ねて、形式上会長との対局になっているが、中原永世十段と数々の名勝負を繰り広げた重鎮・米長邦雄永世棋聖が、さすがに(現時点で)アマと戦うのは、プロとしていかがなものか、といったところでしょうか。(イカン、ほぼ使いまわしてしまった)
長岡四段は、米長門下生の19歳。四段に成り立てなので、これから実力を積み重ねる段階にあると思いますが、現時点で3勝1敗。このままスタートダッシュを成功させ、棋士間で「強い」と認められるためにも、絶対に(現時点で)アマに負けるわけにはいかない、といった所。「消化試合でも、格下でも全力を持って勝つ」といった師匠の教えを、実現できるか見所。
通算成績:3勝1敗(0.750)
…こういったところでしょうか。
ところで、少なくとも1回戦(7月18日)は、公開対局とのこと!!
ああ〜、東京にいたらなぁ…。絶対に観戦にいってたのに…。
いや〜、盛り上がってまいりました!
ついにきました!
3勝3敗の差し分けならば、可能性ありそうです。
フリークラス四段ってのが微妙ですが、これは、順位戦参加資格はあるのでしょうか?もしくはなかったとしても、宣言フリークラスとは違う制度にしないと、10年しかできないってことになってなんかヘンですよね。後は、この試験は1回きりなのか(おそらくそうだとは思いますが)それも明言しないと、今後もこういった例がある時に、揉めそうな気がします。
それにしても相手が絶妙!
1回戦 佐藤天彦三段(さとう あまひこ:三段リーグ代表)
某H氏(余談だが、ようやくバナーが表示されるように戻ったwだいありぃ・の〜と制作者の方も含め重ねてありがたうヽ( ´ー`)丿)が10年後の名人として推薦していた、四段昇段最有力候補。三段リーグで2回次点を取っているので、フリークラス四段の資格を有しているが、純粋な四段を希望する為に、敢えて三段リーグで差している本格派。三段の最右翼にいる17歳。
三段=プロではないので、公式記録はなし。
2回戦 神吉宏充六段(かんきひろみつ:マスコミ・関西・アマ潰し代表)
ご存知、喋らせたら天下一品の神吉六段。ご自身の経歴も今回の瀬川氏に相通ずる(確か社会人経験アリ)こともあるし、内藤関西本部長の弟子ということもあり、関西の人でもあるし、順位戦は残念ながら不調でフリークラスに甘んじている、アマ四段に六枚落ちで勝つ(普通は羽生さんでも無理)ほど勝負巧者、といったあらゆる意味で、今回のプロテストの試験官としては外せない存在。46歳。
通算成績:313勝346敗(0.4749)
昨年度成績:8勝11敗(0.4210)
順位戦:フリークラス
3回戦 久保利明八段(くぼとしあき:一流棋士なのに瀬川さんに負けてしまった(確信犯的に過激な表現を用いてます。ご了承くださいm(_ _)m)、若手、イケメン代表)
きました!な、な、なんと現役A級!A級とは、名人の下にいる、棋士のトップ10のことで、名人を奪うための登竜門。名人は言うまでもなく将棋界での最高位の1つですが、それへの挑戦権を獲得できる権利があるという点で、A級に在籍すること自体も、将棋界では、かなり雲の上の人的な羨望を浴びることになります。
その久保八段がなぜ試験官になられたかというと、どうやら、過去瀬川氏と対戦して、敗北を喫したということから、とのこと。これは、プロの、何よりA級のプライドにかけて、負けるわけにはいかないでしょう。しかも、それを要となりそうな、第三局に行う、というのは凄い演出ですね!ちなみに、イケメン代表でもあると思います。29歳。
通算成績:379勝199敗(0.6557)
昨年度成績:22勝18敗(0.5500)
順位戦:A級(連続三期)
棋戦優勝:2回
勝率第一位賞・連勝賞・敢闘賞・殊勲賞 各1回
4回戦 中井広恵女流六段(なかいひろえ:女流棋士・棋士キラー代表)
清水市代女流三冠と並び、女流棋界の双璧を成す一人。奨励会でも2級まで昇級した経歴がある。(プロは四段からで三段以下は奨励会に属します。また、女流は棋士とは別の育成会に所属し、2級に昇級すると女流2級として女流プロになります。)また、棋士との対局での勝率は女流随一。女流棋界の発展・女性の棋士誕生の為の育成も将棋連盟としては大きな課題の一つなので、これまた外せない存在だと思います。
女流通算成績:428勝195敗(0.6869)
女流昨年度成績:16勝11敗(0.5925)
女流タイトル履歴:女流名人 9期(クイーン名人の資格有)
女流王将 4期
女流王位 3期
倉敷藤花 2期
登場回数合計 40期
獲得合計 19期
公式戦(棋士との対局)成績:18勝67敗(0.2118)
5回戦 熊坂 学四段(くまさかまなぶ:中原誠日本将棋連盟副会長代理、中原門下生、フリークラス代表)
人格を見るということも兼ねて、形式上副会長との対局になっているが、棋界の太陽 中原誠永世十段が、さすがに(現時点で)アマと戦うのは、プロとしていかがなものか、といったところでしょうか。代打として弟子の熊坂四段を出されました。熊坂四段は、四段昇段後、まずまずの成績を収めていたものの、なぜか順位戦は絶不調で悲劇の3回連続降級点で、C2(一応、プロの最下層)から降格、フリークラス(半引退状態)に在籍しています。フリークラスは10年以内にかなりの高成績を挙げないと、プロの資格無し=強制的に引退させられる、いわば「自由契約予備軍」。泣ける。物凄い勢いで泣ける。熊坂四段は、まだ28歳。食うか食われるかの勝負の世界に身を投じた以上、ここでプロの意地を見せて、捲土重来を果たしてもらいたい。その意味で、私としては全六局で一番見たい対局です。ついでながらいうと、この一局だけは試験官に勝ってもらいたい…。
通算成績:42勝55敗(0.4329)
昨年度成績:15勝16敗(0.4838)←全然弱くないのに…
6回戦 長岡裕也四段(ながおかゆうや:米長邦雄日本将棋連盟会長代理、米長門下生、ホヤホヤなりたての四段代表)
人格を見るということも兼ねて、形式上会長との対局になっているが、中原永世十段と数々の名勝負を繰り広げた重鎮・米長邦雄永世棋聖が、さすがに(現時点で)アマと戦うのは、プロとしていかがなものか、といったところでしょうか。(イカン、ほぼ使いまわしてしまった)
長岡四段は、米長門下生の19歳。四段に成り立てなので、これから実力を積み重ねる段階にあると思いますが、現時点で3勝1敗。このままスタートダッシュを成功させ、棋士間で「強い」と認められるためにも、絶対に(現時点で)アマに負けるわけにはいかない、といった所。「消化試合でも、格下でも全力を持って勝つ」といった師匠の教えを、実現できるか見所。
通算成績:3勝1敗(0.750)
…こういったところでしょうか。
ところで、少なくとも1回戦(7月18日)は、公開対局とのこと!!
ああ〜、東京にいたらなぁ…。絶対に観戦にいってたのに…。
いや〜、盛り上がってまいりました!
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