最近、時間が持てるようになったので、今の自分には全く役に立たないけど、興味があるものを中心にイロイロ調べているpです、かんにちは。

 しっかし、まぁ…
 (以下、人によってはアレな内容なので、「アレ」だと思った人は飛ばしてください。)

----
 調べれば調べるほど、現在物凄く右傾化している人に限って若い頃(大体10代後半から、20代半ばくらいまで)メチャメチャ左がかっていた、という事実。

 まあ、人間は180°性格を変更させやすい、ってのは世の事実だと思うのですが、しかし、それにしても多すぎやしないか。というか、当時は、一種のブームだったんだろうか?(何かと、その頃の若い人間による事件がニュースになりましたからね)

 なんというか、現在の姿を見ると、(なんだこの変わりようは…)と思うヒトが多すぎて。
 
 読●のナベ●ネさんしかり、某ファミリー支配前の産●(!)の某お偉い人しかり…、日テレの某辛口論説委員(確か、自分でカミングアウトしてた(笑)でも、まああの切れ味鋭い弁の立ち方&頭のよさは、どう考えたって、ねぇ(笑))しかり…。

 でも、よくよくこの現象を捉えてみると、反対の人で成功してるって思える人いないんですよね。というかいるんかな、わざわざ年取ってから、ストイックで自分にも他人にも厳しい思想性(アタマのみ)重視の考え方に、人付き合いの結果じゃなくて、純粋に本から傾倒するってのは。若くて、世の中知らなさすぎ&頭脳明晰な状態じゃないと、あっちの考えって分かり辛いと思うんですがね。
 
 先ほどの某産●のお偉い人が唯二人褒めた内の一人で、戦前左翼(つまり本物)の精神的支柱をなした某氏から、ナベ●ネさんは、若手記者時代の著書を絶賛してもらったというから、歴史はなお不思議。

 その褒められ方が凄い。
 「すごい本だ。こんなにシャープで分析力のある記者は滅多にいない。きっと左翼あがりだろう」
 ナベ●ネさんは、赤門cellに属していたようですから、当たってるんですね、これが。

 そう言われていたのに、ああそれなのに…。
 なんで、あんな巨人軍にしたんだ…。OTL

 でも、まあ左がかったものに共鳴する人は、大抵アタマ(だけはすくなくとも)良い人多いから、それに右なしたたかさを兼備すると、それだけ手につけられなくなるんでしょうかね。

 しかし、こういったキナ臭いあまりに人間的なのも、カネというもので、段々霧消されていってますな。アメリカナイズされたTOBとかが日本の土壌にも根つくようになれば、こういったキナ臭いドラマも、最早「歴史」=過去になってしまうのかも。そうなると、ますますカネ支配が嫌い&人のドロドロした部分人間的な部分が好き(をい)な私としては、面白くない世の中がくるなあ。

 まあ、そういった世の中になっても、「物語」を作ってくれる、記者・作家が出てくればよいだけのことですが、そもそもそういったものが「物語」化されることに魅力を感じるような世論が形成されてなさそうな気がする=物語っても意味がない=物語の消滅=次のステージへ、という図式が思い起こされないでもない昨今です。うーむ、そういった時代について行けるだろうか?<おいら

-----
 ということで、これは最近面白かった本「渡邊恒雄 メディアと権力」魚住 昭著から結構引用しております。しかし、この作者の取材力は天才的だわ。これ読んだら、今度は、あの瀬島龍三(!!)を取材したという本、読んでみよっと。

コメント