ISBN:456955024X 単行本 藤堂 志津子 PHP研究所 ¥1,262

 「オンナ」では無く、「女性」を磨ける本だと思います。
 (私は男ですがf(^^;)
 
 ということで、これも以前に紹介した本です。
 NZで、直前に滞在した女性が日本女性で、しかも文学女史
で無かったら、この本はおろか、「藤堂 志津子」なる作家
にも一生巡り合えなかったと今でも思うのですが、本当にこ
の本は読んでて味わい深かったです。

 一番気に入ったのは以前書きましたが、
 女性が奢られるということ、ですね。

 「奢られる」という事象に対して、これほどまで深い人間
性が表せる人と出会ったら、かえって、金なんてもんはどう
でも良くなってしまいますね。というか、どんどん奢りたく
なってくるぞ(そうやって、また過去の過ちを繰り返すのだ
な、え?By p)
 でも、今再び考えると、大変そうですね、ここまで繊細に
物事を考える人だと。もっとラクには生きれないものですか、
と人事ながら心配いたしまする。

 しかし、こういう本を見てしまうと…、身の程知らずにも
やはり女性の理想が高くなってしまいますね。f(^^;
やっぱり、機微がわからない人間と長くつきあうほど、大変
なものは無いと思う人間なものでf(^^;そうは言いながらも、
自分は鈍感になりつつある今日この頃、ああ、これでますま
す婚期は遠ざかってゆく…(←足元固めろよ、まず)

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