錆びた真っ赤なドアを開けたら
翡翠の色をした 天窓が見えた
翼をはばたかせ そこに向かおうとすると
奈落の底へと 落ち続けた感じがした
ああ なんて幸福だ
沈黙という純粋さが 誘惑を与えてくる
貶めようとしているくせに
虚空という静謐さが 往生に見えてくる
寂しさの裏返しのくせに
億万光年も離れた 冥王星ほどの小ささの僻地で
僕は リュートを奏でている
この瀕死の惑星に 生の胎動を与える為に
彗星の運転手に 美しい地球へと
連れて行ってもらう為に
翡翠の色をした 天窓が見えた
翼をはばたかせ そこに向かおうとすると
奈落の底へと 落ち続けた感じがした
ああ なんて幸福だ
沈黙という純粋さが 誘惑を与えてくる
貶めようとしているくせに
虚空という静謐さが 往生に見えてくる
寂しさの裏返しのくせに
億万光年も離れた 冥王星ほどの小ささの僻地で
僕は リュートを奏でている
この瀕死の惑星に 生の胎動を与える為に
彗星の運転手に 美しい地球へと
連れて行ってもらう為に
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